旅の魅力や楽しさを伝える今年大注目の新企画「TABIHAKU 特別講演会」。
豪華ゲストをお招きし、好奇心を持つことや新たなフィールドにチャレンジすることの大切さ、楽しさについてお話いただきます。
明日、すぐにでも旅に行きたくなる…旅ファン必見のスペシャルな講演会です!
9月14日(土) 13:30~14:30
『シニア世代が出来る人生への挑戦』
三浦 雄一郎氏
プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長
2013年5月23日、三浦雄一郎は80歳223日、世界最高齢で地球最高峰、エベレスト(8848メートル)に登頂。人類としての新たな可能性の扉を開け、限界を広げた。エベレストへの道は不整脈、骨折、高齢とうい様々な肉体的ハンディを乗り越えていくもの。「夢は諦めなければ叶うもの。大切なことは山頂へむけて刻む、一歩づつ」。エベレスト登頂で得たもの、その挑戦の過程や素晴らしい仲間たち、家族との絆、そして人生においての目的を持つ、「夢」を持つことの大切さをお話しいたします。
プロフィール:
1932年青森市に生まれる。1964年イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて 参加、時速172.084キロの当時の世界新記録樹立。1966年富士山直滑降。1970年エベレスト・サウスコル8,000m世界最高地点スキー滑降(ギネス認定)を成し遂げ、その記録映画 [THE MAN WHO SKIED DOWN EVEREST] はアカデミー賞を受賞。1985年世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。2003年次男(豪太)とともにエベレスト登頂、当時の世界最高年齢登頂記録(70歳7ヶ月)樹立。2008年、75歳2度目、2013年80歳にて3度目のエベレスト登頂〔世界最高年齢登頂記録更新〕を果たす。アドベンチャー・スキーヤーとしてだけでなく、行動する知性派また教育者として国際的に活躍中。 記録映画、写真集、著書多数。
9月15日(日) 13:30~14:30
『宇宙から俯瞰する旅』
毛利 衛氏
宇宙飛行士
水惑星「地球」には70億人の私たちと5千万種もの生命が住んでいます。宇宙から見ると人の姿は見えませんが、海、陸、山、川、砂漠、さまざまな自然と調和してまるで一つの生き物のようです。地球生命、俯瞰の旅にお誘いします。
プロフィール:
1948年、北海道余市町に生まれる。理学博士。85年、日本初の宇宙飛行士に選ばれる。1992年と2000年の二度、スペースシャトル・エンデバー号で宇宙に飛び立ち、地球を回りながら実験や観測の仕事をおこなった。2003年には、潜水艇「しんかい6500」に搭乗して深海の様子を報告。2003年と2007年に南極に行き、皆既日食のハイビジョン中継、南極昭和基地開設50周年の事業で地球環境の大切さを報告した。現在は宇宙飛行士として日本の宇宙活動への助言を行う一方、日本科学未来館館長として科学教育の普及に努める。